高い技術故のミス

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ノーミスとはいきませんでしたが、素晴らしい『天と地と』でした。
幽玄な演技でした。

4回転サルコウがダブルではなくシングルに抜ける珍しいミスがありました。

6分間練習でサルコウを跳んだ時についてしまった穴にはまったそうです。
寸分の狂いもなく同じ場所でジャンプが跳べるからこそのミスでした。
とんでもなく高いスケーティングスキルの証だと思います。・・・演技構成点の『スケーティングスキル』には反映されないですけど。

演技構成点は渋かったです。
予定構成からは、2つのジャンプが抜けたことになりましたが、転倒はしていません。
所謂『シリアスエラー』の対象になる要素はなかったのに低い点数がつきました。
最後のトリプルアクセルのGOEも低いです。確かに羽生比で簡単な飛び方をしていますが、あの高さと幅、着氷の流れ等など充分に+5に値すると思うのですが、5を出したジャッジはいませんでした。しかも速報では3.20ついていたのに、確定値は3.04でした。速報から下げたジャッジがいるということです。何がマイナス要素だったのか、本当に説明して欲しいです。

渋い採点ででた点数は193点台でした。
フリーでも2位です。

世界選手権から帰国しての隔離生活で体調も崩していたようですし、何より1年以上拠点に戻れずコーチなしの一人で練習していたことを考えたら、とんでもなくすごいことをやってのけたシーズンと言えます。
本当に素晴らしい選手です。

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この記事を書いた人

羽生結弦選手を応援しています。

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